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スーパービッグアップルの・・・(アラン・プロスト)
いよいよ今週はソフトボール大会。やるべきことはやりましたし、後は結果が全てです。今できるベストは尽くしました。
病院の施設であるモルゲンロートの10月6日の上映会で『椿三十郎』を観て来ました。1962年の黒澤明監督作品です。かなり年配の方からのリクエストみたいでしたが、今年に織田祐二主演でリメイクされるのを知っていて、自分も興味があってオリジナルの方を観ていました。自分は古い映画は好きではないってか、評価していない偏見があって幼い頃からテレビで観ていた以上の作品を改めて観ることはありませんでした。なので、この『椿三十郎』も初めて観る映画でした。まあ、破天荒な浪人が主人公の時代劇でしたが、なかなか面白かったです。黒澤明監督の映画は時代が時代なだけにセットを実物大で全て作っているのがスゴイです。今なら特撮とかCGとかで処理できる部分の映像を全てセットで作ってあるのがスゴイと思いました。あと、時代的にカメラの性能も違いますし、ズームとかカメラワークの動きが少なくて逆に自分には新鮮に映る気がしました。モノクロの映画ですから、トーンが微妙で昼間のシーンなのか?夜のシーンなのか?が分かりづらいことを除けば、映画としては名作の部類に入るでしょうねぇ。しかし、原作を観てしまったのは、ある意味失敗でもありました。この主人公の豪気さを演じられるのは三船敏郎以外には考えられませんし、映画全体がかもし出す雰囲気は黒澤作品独特ですから、原作を超える現代版は作れないでしょうねぇ。ただ、自分がそ~だったように、古い作品を観た事がない知らない世代の人らが、この『椿三十郎』の面白さに気が付いてくれればそれで良いのでしょう。自分も織田祐二主演の現代版も観るつもりです。まあ、リメイク作品はオリジナルを超えられないのが常ですから。でも、アレンジってか、味が違うのも面白いので大概の作品は両方観ています。観ていないと何も言えませんから・・・。
それにしても面白くなったのがF1ですよ。ルーキーイヤーでワールドチャンピオンの可能性があったルイス・ハミルトンが『まさか』の中国GPリタイアでした。これで10月21日のブラジルGPの最終戦までチャンピオンシップは分かりません。7ポイント差の中に3人が争っています。近年稀に観るデッドヒートです。ちなみに、デッドヒートとは日本では接戦のことを言いますが、本来の意味は無効試合のことを指します。これは19世紀の競馬で写真判定が無かった時代に、鼻差の微妙な判定が出来ずに無効試合になっていたのを本来デッドヒートと呼んでいたらしいです。それが日本に伝わるときに接戦の意味で伝わってきたとか。なんかのスポーツ新聞で読みました。ホント、馬の接戦の時には、『そこで、鼻毛でも出しとけよぉ~!!』って思いますから。。。