- ピアブログ
スーパービッグアップルの・・・(アラン・プロスト)
プロ野球もセ・リーグは1ゲーム差に上位3チームがひしめく混戦になって来ました。ペナントレースを優勝してもプレーオフのある今年は日本シリーズと合わせて『ビールかけ』も3回あるんでしょうか・・・???
世界柔道で熱い連休でした。初日に重量級の井上康生や鈴木桂治が敗れる波乱がありましたが、最終日には『ママでも金』の谷亮子が7度目の金メダルを取って、北京に向けて好スタートを切りました。
誰よりも海外スポーツが好きな自分で言うのもおかしな話しですが、JUDOはJUDOであって柔道ではなくなっています。日本の柔道は、時間のある限り1本を取りに行く精神面を鍛える『道』ですが、海外のJUDOはポイントを取って勝ちに
行く格闘技のスポーツです。JUDOは、組むことを極端に嫌ってタックル重視でレスリングの延長上のスポーツと捉えられている感じがします。スポーツらしいのがJUDOで、格闘技の精神が柔道ですか。
まあ、井上康生の試合は5分間もあってポイントすら取れていなかったので、いくら判定に誤審があったとしても日本が貫く柔道として相応しくない勝負でした。しかし、鈴木桂治の判定はかなりの誤審でしたね。確かに、JUDOのルールでは最終的
に背中を畳に付けたほうが負けですが、技を仕掛けたのが鈴木で相手は『死に体』でしたからあの判定は酷かったです。試合には流れがありますし、機械が判断するのではなくて人が裁く審判が居るのですからもっと判定に試合の流れが考慮されなくては
・・・。でも、カラー道着がグローバルスタンダードになるなど、柔道はすでにJUDOになっているのでそれでも日本は勝てるように努力するしかないですね。世界の中では戦うスタイルが違うスポーツでも伝統を守り続けるのが一流ですから。スティン・アライブの日本勢には、闘魂が足りていないんですよ。たぶん・・・。
いにしえの頃から、人は戦うことに『美』を追求し続け、『道』を説いてきたのでしょう。自分らの世代で言えば、1998年4月4日の東京ドームでアントニオ猪木が『道』と言う名言を残して引退をしています。~人は歩みを止めた時に、そして、
挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います。この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる。迷わずゆけよ、行けばわかるさ!!~・・・自分もこの言葉は好きです。人生の教訓にしています。
Gentle methods are often more effective than bruit force.=“柔よく剛を制す”と言う言葉が柔道にはあります。これは格闘技の精神でもありますが、人生の教えでもあるようです。優しさは頑な心をほぐす・・・。『北風と太陽』の話のヤツですよぉ~。。。