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医療法人せのがわ

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地球規模で進む温暖化と都市が熱をため込むヒートアイランド現象の影響や、太平洋のペルー沖と正反対のインドネシア近海で対流活動を活発化させたラニーニャ現象などが融合して今年の猛暑は10月まで続く予想になっています。

 最近は、夢見が悪い日が続いて自分なりに勉強をしていました。もともと良い夢を観ることがなくて昔の苦労をしている時の夢しか観ないタイプの自分でした。これは過去のトラウマがそーさせているのであって、むしろ普通ですね。ところが近頃は普
段見慣れない夢を見るので自分なりに調べていました。
 『夢分析』と言うものは古くはジークムント・フロイトとか、カール・グスタフ・ユングなどが理論を説いています。しかし、調べていくと、まだ精神医学が発達していない時期の研究者らで、心理学のパイオニアではあるものの現代医学では否定され
ている概念らしいです。フロイトとユングに関しては本人らに精神疾患があったとも
言われているようですし、経験上の妄想とも言われているようです。が、それまでまったく日の目を見ていなかった心の病にスポットライトを当てた功績は世界中で認められているようです。フロイトの夢分析は、かなり性的欲求不満の傾向が強くて強引な理論でした。対してユングは、宗教色が強いようにも感じました。催眠療法などを説いていたようで、オカルトチックな時代背景を感じます。フロイト、ユングの両者とも非現実的。
 ところで、夢と現実の境界線みたいなもののストーリーに´80年代の漫画では佐々木淳子原作の『ダークグリーン』ってのがあります。自分も好きでめっちゃ読んでいました。当時はいろいろと読んでいた漫画の一つだったのですが、映画『マトリックス』シリーズが公開された頃に思い出していました。夢の中で死ぬと現実の世界でも死んでしまうストーリーは『マトリックス』も『ダークグリーン』も同じで、まさにユングが唱えるシンクロニシティー(共時性)な話しです。´80年代って言うと、柴田昌弘の『ラブ・シンクロイド』とかもユングに近い発想のストーリーでしたか。あと、最近では筒井康隆原作の『パプリカ』って小説やらアニメが『夢』を操作する話しですね。
 『夢分析』の分野も現在の療法は、カウンセリングのようです。観た夢のストーリーで判断するのではなくて、クライアントとセラピストが同じ立場で会話する中で自己を分析して行くのがポピュラーなようです。しかし、これは現在の医学で、未来
の医学ではもっと違う療法になると言われているようです。心の中がモニタリングできるって話は、それこそ『パプリカ』なんですが・・・。

 厳しい残暑の中でソフトボールの練習に燃えています。やっとグラブに形が出来てきて手に馴染んできました。身体中の筋肉痛もなくなり、後は筋肉の張りを解消するだけです。練習をガンガります。Just do it!!!