スーパービッグアップルの・・・（アラン・プロスト）

今、自分が問題を抱えているので、、、いや、巻き込まれているので、今回の話は気分転換です。少し前の自分にとって楽しい話から抜粋です。

　ふらりと夕食を食べる為に立ち寄ったお店で相席した他人と世間話をした時のことです。職業は車メーカーの本社の開発部の方らしくエンジン担当と伺ったので自分の趣味と話が合いそうで意気投合しまして話し込んでいました。
　エンジンって言ってもディーゼルからレシプロからロータリー、はたまたレース用まで手広く開発されているようでしたが、全ての話についていける自分も面白い存在だなぁ！と自覚しまして・・・。自分もトラックに乗っていましたからディーゼルも
詳しいですし、直噴がええっすわぁ～！って言うと、その人が直噴でも１ストロークに９回もインジェクションで噴射するんですよ。って熱く語られて。ロータリーは、以前は12Ａと13Ｂが両方存在していたのに今は13Ｂだけしかない謎を聞きました。小型車に12Ａを乗せれば車はもっと売れるんじゃない～？って言うと、12Ａを乗せようとするとラインが１つ増設されなければいけなくなってコストに見合う利益が出ないようで。残念。
　エンジン屋さんなんだから、オイルはなにが良いんしょ！？って聞くと、安いオイルでも小まめに交換するほうがベストですよ。って言われました。自分がこだわって強く話をすると、失礼ですが何のオイルを入れてられましたか？って聞かれて、カス
トロールの植物油です。って返事をすると、それはレース用のオイルですから特別ですやんかぁ～！って。
　んじゃ、車のドライバビリティーとかはどーですか？ヨーロッパの車種に比べてトラクション・コントロールとか弱くないですか？って聞くと、ＡＢＳのスタビリティーでは勝っていますよ。って言われました。そーかなぁ？カタログ上は確かにＡＢＳが付いていて、ブレーキ時にタイヤはロックしませんが、本当の緊急時にパニックブレーキをかけた時のスタビリティーはヨーロッパ車が勝っているとテレビ・雑誌で取り上げていますよ。って切り返すと、そこは任してくださいよ！って自信満々。良い自信ですよねぇ。自分の開発する車に自信を持てるってスゴイことです
よ。

　車メーカーの本社の開発部って言われていましたから、かなりの学歴の方なんでしょうが、本職のプロを相手に世間話とはいえ、そこまで深く追求する自分も面白い存在だなぁ～？と考え込んでいました。今の自分に起きている問題点もそれだけのゆとりがある自分自身であれば解決できそうなのに。今回の話は調子が良かった頃の自分で、今はそこを思い出しながら必死にもがいています。イメージトレーニングを繰り返しながら、今の問題に正面からぶつかります。負けるな！オレ！！！