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スーパービッグアップルの・・・(アラン・プロスト)
春のお彼岸の季節です。天気が良いので墓参りも人が多いんでしょうね。
いよいよ、大好きなF1も開幕しました。この日曜日にオーストラリアGPがあってそれを観ていました。去年のシーズン終了で時代を牽引していた絶対王者ミハエル・シューマッハが引退して、上位チームもほとんどのドライバーがシャッフルされて移籍しました。今年からマシンのタバコ広告も廃止になってカラーリングも大きく変更されましたし、ドライバーのシャッフルで誰がどのマシンに乗っているのか?分かりにくい初戦でした。レギュレーションで大きな変更は、タイヤがブリヂストンのワンメイクとなったのを受けて、ソフト・コンパウンドとハードを1レース中に両方使わないといけない新ルールになりました。つまり、一つのレース中にグリップの良いタイヤを使っているマシンと、グリップはないけど磨耗も少なくて距離が稼げるタイヤを使用しているマシンが混然しているってことです。これはレース戦略のストラテジーがチームによって異なるってことで、なかなか面白い趣向です。あとは、エンジンにレブ・リミットが付いたことですか。エンジンの回転数を1万9千回転以上は上がらないリミッターが付いて、エンジンを労わるようになっています。これは1基のエンジンで2レースを戦わなければいけないルールの、エンジン・サプライヤーへの配慮みたいです。
ジャパン・パワーのチームで言うと、やはり注目はスーパーアグリですか。初戦のオーストラリアGPでは佐藤琢磨が3次予選まで進んで10番グリッドに着ける快挙でしたし。本家のホンダの2台を上回る成績のスーパーアグリに期待が持てますね。
シーズンが始まるまではカスタマー・シャシー問題で揺れていましたが、セッションがスタートしたんですから、もう問題はないはずです。F1はチームがオリジナルでマシンを作らないといけないってルールがあるので、他のチームからマシンの設計書をもらってマシンを開発する知的所有権の譲渡によるカスタマー・シャシー問題がありました。まあ、フタを開けてみれば本家のホンダよりも速いマシンを作ったスーパーアグリに軍配が上がったってことでしょうか。面白いものです。
それにしても、時代の流れでしょうか?若手の台頭には目を見張ります。第4世代と呼ばれる20代のドライバーが頭角を現している今シーズンです。まだ、レギュラードライバーではないですが、中嶋悟の息子の中嶋一貴とか、ネルソン・ピケの息子ネルソン・ピケJrとか、すでに2年目の正ドライバーであるケケ・ロズベルグの息子ニコ・ロズベルグとかも居ますし。初戦のオーストラリアGPでは黒人でアフリカ系イギリス人のルイス・ハミルトンが、デビュー・レースで3位表彰台と1996年のジャック・ヴィルヌーヴ以来となる11年振りの快挙を達成しました。いつの時代も若手が伸びてくるようになると世代交代の時期ですよね。寂しい熟年世代です。
最近は、FUNKY MONKEY BABYSの『Lovin‘ Life』って曲にハマっています。
さくら~♪さくら~♪さくら~♪咲くよ~♪君の心に~♪・・・