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スーパービッグアップルの・・・(アラン・プロスト)
2月に入りそろそろ花粉症が気になるようになりました。今年の花粉の量は少なめの予想らしいですが、嫌な季節です。
アメリカの4大スポーツと言えば、MLB、NBA、NFL、NHL、ですが、中でも最も人気の高いスポーツがNFL『アメリカンフットボール』です。アメリカンフットボールはルールが複雑ですが、簡単に説明すると4回の攻撃の中で10ヤード『ゲイン(進む)』しないと攻守が入れ替わります。野球とは違って攻撃と守備で専門の選手がそれぞれにプレーします。通常1チームには100人以上の選手が居てそれぞれに専門のジャンルに分かれています。キック専門・パス専門・キャッチ専門・そしてブロック専門。攻撃する時も相手チームをブロックして壁を作るラインバッカーと呼ばれる選手が壁を作ってクォーターバックと呼ばれる選手がパスを出してレシーバーの選手がボールをキャッチして前に攻めて行きます。つまりクォーターバックは野球の捕手兼投手の役割をしていてチームの要です。チームにとっては花形選手ですが、そのクォーターバックのパスを阻止して奪い取る『インターセプト』などが守備の選手の見せ所でもあり最も観客が興奮するプレーでもあります。アメ・フト戦略がすべてのスポーツで、選手はすべて計算されている動きをとります。パスの距
離、レシーバーの動き、フェイクのタイミング、すべて計算通りです。つまりチームの選手は頭の中で考えた通りの動きが実際に出来ないといけません。それに見合う身体能力があってこそプレー出来る、まさにスーパースポーツなのです。その頂点を決めるのが『スーパーボウル』と呼ばれる決定戦です。メジャーリーグや日本シリーズなどが7試合もあるのに対してNFLの頂点の決定戦は年に1試合きりと一発勝負です。それゆえにテレビ視聴率も半端ではなく、アメリカではオリンピックやサッカーワールドカップなどよりも遥かに高い数字で、テレビCM料金はギネスブックにも記録されるほど世界でも最高額です。今年は2月4日に行われて、この日曜日は『スーパーサンデー』と呼ばれるアメリカで最も熱狂する日曜日となります。多くの企業や会社は休みとなりテレビに噛り付いてアメリカ中が興奮する一日です。年に一度のスーパーサンデー、自分もかなり熱い一日です。
今年のカードは36年ぶり2回目の頂点を目指すAFCのインデイアナポリス・コルツと、21年ぶり2回目の制覇を狙うNFCのシカゴ・ベアーズの顔合わせです。
コルツのパス攻撃を、ベアーズ守備陣がいかに封じるかが、最大の見所になります。
サラリーキャップ制度(主力選手52人の年俸総額82億円)が導入されて『ダイナスティ(王朝)』と呼ばれる黄金期を築いたペイトリオッツも今年は不発。ちなみに、ペイトリオッツとは愛国者の意味です。好きなチームなんですが、惜しかったです。
今年のスーパーボウルはフロリダ州マイアミで行われます。ハーフタイムショーとかも毎年話題になりますし、ここに出られるアーティストは超一流のステイタス・シンボルとなります。Check it out!!