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医療法人せのがわ

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サッカーワールドカップもイタリアがPK戦の末に優勝してスクデット(優勝杯)を勝ち取りました。フランスのジダンの引退やら、中田英寿の引退やら、寂しい話題もありますが、祭りが終わった寂しさが一番大きいです。

今週からいよいよ高校野球の広島予選が始まります。自分も母校の応援のために時々会場に足を運びます。やっぱ、ええです。現役高校生の頃もよく応援に行っていましたが、OBとなって行く応援は熱が入ります。懐かしい校歌を聴いたり顔の知らない人でも一緒に応援しているうちに声を掛け合うようになります。PTAらしき人たちが飲み物を配ってくれたりして和やかに応援しています。日頃、病気の治療で楽しくない日々の我々ですが、頑張っている後輩の姿を目の当たりにすると力が沸いてきます。
高校野球観戦は試合時間ギリギリに行くのではなくて、余裕を持って時間前に会場に入りましょう。1塁側・3塁側の各応援団がエールの交換をしてから試合が始まります。試合中はもちろん自分のチームを応援しますが、試合前と試合後はお互いにエールを交換し合って相手に敬意を表します。これがまた高校野球の楽しみです。試合中はストライクの1球1球に拍手が沸いてヒットでも打てばドンチャン騒ぎです。時にはエラーがあったり、相手に見事なまでのホームランも打たれたりしますが、試合が終わった後には涙が出るくらいに感動します。自分は現役高校生時代には野球はしていませんでしたが、熱中していたものがあったので思いは解かります。1年間の中でもこの夏の予選は高校生活の最高の思い出です。
自分の母校はいわゆる弱小校で、甲子園の出場経験は無いのですが、野球部の部室には『目指せ!甲子園!』の文字が光っていました。『なにこれ?ギャグで張ってんの?』って当時の野球部に聞くとマジに怒られて、『高校球児はみんなこれを目標に頑張るんじゃぁ!』って言われたのを思い出します。冗談ではなくてマジに言われたのが印象的でした。その言葉を思い出しながら試合を観ると負けた時の悔しさが『あの日』を思い出させて泣けてきます。どんなに弱小の高校でも甲子園を目指す気持ちは強豪校となんら変わりはありません。本気でやっているプレーだから観ている人に感動を与えるんですよ。

我が母校、毎年3回戦くらいまでは頑張ってくれます。今年も3試合くらいは観させて欲しいです。せめてシード校と対戦するまでは勝ち上がって欲しいものです。今年も懐かしい校歌を聴いてきます。頑張れ!我が母校!