スーパービッグアップルの・・・（アラン・プロスト）

ペンネームの『アラン・プロスト』とは´８０年代に活躍したＦ１ドライバーで“プロフェッサー”と称されていました。アイルトン・セナのライバルとして有名で、天才肌のセナに対してクールで教科書通りのスタイルに憧れを持っていました。少しでも近付きたいリスペクトでペンネームにしています。

『SUPER　AGURI　F1』チームが承認されて今年からのＦ１参戦がやっと正式決定しました。鈴木亜久里が代表を勤める純粋な日本チームです。ジャパン・パワーとして『ホンダ』とか『トヨタ』とかがありますが、チームの国籍を日本にしているのは『アグリ』だけです。ドライバーもエンジンもシャシーもタイヤも日本製で、純粋なオール・ジャパン・チームは初めてのことです。メーカーがバックアップしているいわゆる『ワークス』とは資金面でも技術面でも歴然の差がある『プライベーター』ではありますが、純日本チームの活躍を楽しみにしている今年のシーズンです。

Ｆ１とはモーター・スポーツ最高峰のカテゴリーのことです。事細かにレギュレーションが決まっていてチームはオリジナルでマシンを開発しなくてはいけません。エンジンは今年から２．４リッター・Ｖ８に変更されて大きく変わります。エンジンの馬力は今年の推測値で８００馬力くらいと言われていて、最低重量６００Ｋｇのマシンが如何に速く走って、曲がって、止まるか？を競うスポーツです。今シーズンは年間１９戦のレースを世界各国で戦ってポイントを競いチャンピオンを決めます。

『SUPER　AGURI　F1』は突然に新規参戦を表明したのでオリジナルのマシンの開発が間に合わずに、今シーズンの序盤戦を´０２年まで活躍していた旧『アロウズ』の４年落ちの車体をカスタマイズしてホンダＶ８エンジンを載せて戦うつもりらしいです。日進月歩で進化するＦ１の中にあって４年落ちのマシンがどれだけ通用するか？
期待も持てませんが、第４戦～第６戦以降にデビューすると言われている完全新開発のオリジナルマシン『ＳＡ０６』が投入されれば面白いレースが見られるかも知れません。２月１１日にドライバーを含めてチーム体制の発表があるらしいのでニュースに噛り付きたいです。面白い１年になりそうです。

２月の最初の日曜日はアメリカでは『スーパーサンデー』って呼ばれる１年で１番熱い日曜日です。ＮＦＬ『スーパーボウル』の日ってことで、アメフトのチャンピオン決定戦です。今年もがっつり観たいです。。。