- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
GⅢきさらぎ賞は良血サトノダイタモンドが勝利するも今週は馬券を買わず。。。
『メンタル・ピア・サポート・勉強会』に参加してきました。
いろんな方がいろいろと頑張っているのが伝わってきて嬉しかったです。
最近はつながりの輪をよく感じます。この研修会でも話されていましたが、自分1人で
抱え込まないで他人に話をするということがとても大切です。ご家族も含め多くの当事
者さんらは自分だけがつらいと思い込んでおられます。でも、世の中には多くのつらさ
を抱えておられる方が居るという現実があります。それは精神科の病院や施設に関
わっていなくて病名や診断されていなくても困っている方が居るという事実です。
きっと本人さんは何も困っていなくても周りの方が困っているとか家族が悩んでいるな
どでしょうか。今回の研修会でも不登校の子供さんを抱えておられる家族の話なども
ありました。でも、「学校に行きたくない」というのは子供の気持ちで、「学校には行か
なくてはいけない」というのが親の気持ちだったりで、そのご家族は「学校に行かなく
てはいけないんだ!」という気持ちが無くなると子供さんが気持ちをオープンにしてく
れてお互いがわかちあえたのだとか。当事者さんのご家族が「学校には行かなくては
いけない」「生活保護は切って働かなくてはいけない」という決め付けや思い込みから
の『押し付けの支援』から解放されると当事者さんが楽になる感覚は自分の経験でも
わかります。子供は親のおもちゃではないのでラジコンのリモコンのように「右を向き
なさい」と指示を出されると逆に「左を向きたいんだよ!」というのが子供の気持ちでしょうね。
「~~しなさい」と言われても自分が「~~したい」という気持ちにならなくては何もでき
ません。例えば就労移行施設に通うと働けるようになるのではなくて、自分が『働きた
い』という気持ちを強く持たないと働くことは無理だと思います。自分も石橋を叩くよう
に充分な訓練をしたつもりで一般就労しましたが、実際に8hで働くと以前の考えや感
覚は『甘かった』と思い知りました。こういう経験値を伝えられるのがピアサポートだと
思います。支援者やご家族が当事者さんを何かしらの施設に通所したい・させたいの
であれば是非ともその施設の職員の説明を聞くのではなく、通所されている当事者さ
んの声を聞いてもらえると施設の職員が思っていることとは違うその施設の『いいところ』
が聞けるかも?です。精神の当事者さんに強い思い込みがあるのは勉強してわかっ
たことですが、いろいろとピアサポートしていて支援者やご家族にも強い『思い込み』
を感じることが多いです。「障害者だから~~できないんだ!」ではなくて「~~できな
いかもしれないけど○○ならできるかも?○○できるようにしてみよう」という発想の
転換がヒントかな。。。
自分にとって料理はリハビリなので先週もコロッケを作ってみました。。。