- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
GⅡ神戸新聞杯はワンアンドオンリーが勝利するも、やっぱり馬券は取れず。。。
広島障がい者就労支援協議会 勉強会に参加して来ました。
今回は就労支援に限らず発達障害の基礎的な知識を学ぶ講演会でした。
自分も自助グループの仲間たちと一緒に参加して他の当事者とも知り合いにな
り、またネットワークを広げられるといいと思っています。週末には三次市の
ピアカンメンバーとの交流会にも行って来て、会食をしてからみんなでグルー
プピアカウンセリングもしました。先週の勉強会や交流会で改めて感じたこと
は、『場があること』です。精神障害者の方は居場所が無くて困っていて、安
心できる場とか、話ができる場とか、生活する場とか、とにかく周りの方から
批判・文句を言われない場を探しておられます。多くの方は自分がどこに行っ
ても浮いている、場になじめない、嫌われている、仲間外れだ、また文句を言
われたなどの『生きづらさ』を抱えておられます。でもそれは本人さんが努力
したり勉強したりしてできるようになるものではなくて、できないものはでき
ないんだとわかってもらえる場がいるってことかな。以前は自分も他人にわか
ってもらえないことを悩んでいましたが、「これってもしかしてオレの伝え方
が悪いの!?」と思ってから次第に相手に対する話し方や態度に変化が現れま
した。相手に自分の事をわかって欲しい→なんでわかってくれないの!?が以
前の自分でしたが、相手が自分の事をわかってくれない→言い方を変える言葉
選びをして態度も変えて相手の反応を確認しよう!になっていきました。以前
の自分の「わかってくれない」というのは相手が変化してもらうように相手に
強要していて、相手がわかるようにこちらが変化するのが今の自分の考え方です。
相手にわかってもらえるような言葉選びや態度が精神障害者の方にはあまりな
いことなので、周りからは面倒臭く感じられる部分だと思います。よくある事
例で説明すると『アンタ、何回言ったらわかるの!』と怒られても精神障害者
の方には何もわからなくて何も伝わりません。わからないことはわからないの
で何回言ったらわかるということはありません。なので『あぁ、わからないの
ね。これはこうするのよ!』と、それこそ何回でも100回でも1000回で
もその度に説明して教えなければ当事者の方には伝わりません。相手がわから
ないんだ!と気づけば、こちらが変化するしかなくて、でもそれは当事者が悪
いばかりでもなくて周りの方や支援者や世の中もそうなのかもしれません。
世間では妙な事件も起きるので本当に当事者の方には『生きづらい』世の中や
社会になっていますが、当事者を排除するのではなくてお互いが『受け入れる』
ことが大切ぢゃないかと。。。
三次に行く時はいつも途中の作業所で『縄文アイス』なるアイスクリームを食
べます。
縄文米なる古代米がアイスクリームに入っていてなかなか美味っす。。。