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G1安田記念はジャスタウェイが勝利するも、あの2・3着の馬券は取れない。。。

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 第14回障害者ソフトバレーボール中・四国ブロック予選大会の応援に行っ

て来ました。今年は高知県で大会があり、8つのチームが戦いました。

ここ数年は岡山県と高知県の2強争いに、あとちょっとの山口県がNo.3と

いう図式でした。しかし、今年は3年後の愛媛国体の参加を目指している愛媛

県の新生チームが大会を初優勝して、今年の長崎国体への切符を掴みました。

自分自身も障害者スポーツで『常勝』と呼ばれるチームでプレーしたからこそ

わかる話で。自分のチームでも経験しましたしこの大会に毎年行って感じるこ

とは、自分たちのチームが勝って当たり前と思うと『慢心』の心が生まれます。

仲間のチームメイトがミスをすると、「オレが決めてやる!」など感じてつい

ついチームワークが乱れます。そして強いチームほど1プレー1プレー後にみ

んなが集まって手を合わせることをやめて行きます。今年を初優勝した愛媛県

のチームは自分たちが得点しても失点しても1プレーごとにチームメイトが集

まって声をかけて手を合わせていました。今年の大会をスタンドで観戦してい

て、4強のチーム間のバレーボールの実力は肉薄していてほとんど差がないと

感じました。でも、勝つチームと負けるチームの間には声掛けとみんなが集ま

って手を合わせることで勝敗が動いているように見えました。そこはやはり精

神障害者のスポーツなので、どんなに若くて身体能力があってもハートがくじ

けるようです。試合前の練習から全チームを観ていましたが、練習時にはバン

バンとアタックを決めている選手も、試合になると全然アタックが決まりません。

相手のブロックが怖く感じたり、ネットの高さがとても高く感じたり、ミスし

始めると全てが怖く感じてプレーが委縮して、1つミスをすると次々と凡ミス

をし始めます。これは自分自身でも経験している大会当日の『魔物』ですね。

自分も練習では一度もミスをしたことがないサーブでも試合では緊張からか?

サーブミスをしました。どちらかというと試合当日にはアドレナリンが出るタ

イプの自分でも緊張からミスをしたので、他の仲間たちが練習ではしないミス

をしても無理もないと感じました。障害者スポーツの先輩方から教わった教訓

に『大会当日に日頃の練習の3割のプレーができたら上出来!』と言われて自

分でも大切にしている言葉です。それこそお互い様で相手のチームも日頃の練

習時の3割のプレーで戦っているので、残りの7割のどれだけをチームワーク

という声掛けやハイタッチなどで補えるのか?やね。強いチームは試合後の挨

拶やマナーも鍛えられていましたし、こういう道徳とか『道』なのがええっすね。。。

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この大会で1年に1度だけ会う友達が居ます。

話を聞くと年齢も同じで障害リカバリも似た部分が多い方です。

「また来年も会おう!」と約束しました。。。