- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
G1『ジャパンカップダート』は3連複馬券を取ってマイナス、アカンなぁ~。。。
西区民文化センターで上映された武田鉄矢主演の『降りてゆく生き方』を観
て来ました。タイトルの『降りてゆく生き方』というのは北海道浦河の『べて
るの家』の仲間が考えた言葉らしいです。自分もバブル時代のころはがむしゃ
らに働いて発病し、崖を転がり落ちてしまった感覚でした。暗闇の谷底から這
い上がっていたつもりでしたが、気が付いたらまったく別の丘を歩いている感
覚になりました。今にして思えば、なぜあの時に崖を登ろうとしたのでしょう。
以前にグループカウンセリングの中で話した話題にも『どうしてあの時に谷底
を掘って掘って掘り抜いて、なぜブラジルに突き出なかったのか?』という笑
い話もしました。やはり自分はバブル時代の人間なので右肩上がりの『登って
いく生き方』しか知りませんでした。社会の競争に落ちこぼれまいと必死に上
ばかりを見て暮らしていました。しかし、自分が障害者になってみて社会的な
弱者になると見えている世界や目線が変わって来ました。よく精神障害者の方
がいう言葉に『あの人が~してくれないから自分が困る』というのがあります。
常に自分は悪くなくていつも他人が悪く、自分の都合のいいように他人を動か
そうとされます。確かに自分も以前はそう思っていましたし感じていました。
それが障害ゆえの生きづらさなので決してその方が悪いのではないということ
です。心の病を抱えている方は少なくともそう感じるのですから、1人でも多
くの世の中の方々が降りて来てくれると障害者の生きづらさが緩和されるとい
う意味です。作品中のセリフやストーリーで自分のことを説明すると、『腐る
こと』と『発酵すること』の違いでしょうか。おそらく微生物的には同じ意味
だと思いますが、周りの人間にとってどう感じるのか?という違いです。
自分も人生のレールから脱線して転落し、世の中から『腐っている』というレ
ッテルを張られて暮らしていました。確かにその通りだったのでなにも否定す
る言葉もありませんでしたが、今は腐敗し切って『発酵』になりつつあるのか
も知れません。人生に挫折し躓いたからこそ踏み出せた『新しい生き方』が自
分の思う『降りてゆく生き方』だとしたら、それはそれで面白い人生を歩んで
いる気がします。地位も名誉もお金もない暮らしですが、お互いに助け合える
仲間がいます。自分も以前は暗闇の中で1人ぼっちでしたが、腐り切ると発酵
してなにかが弾けたようです。これからは自分を熟成してより深みのある人間
に変えて行きたいです。若さは年々衰えますが、アクの強さと味は磨けるんっ
しょね。。。
Jリーグも『棚から牡丹餅』的にサンフレッチェに優勝の芽が出て来ました。
最終節で横浜Mが引き分けか負けでサンフレッチェが勝てばリーグ連覇らしいっす。
少しでも可能性があるなら『諦めない』気持ちで応援しまする~。。。