- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
師も走る師走の12月になりました。あっというまに今年も残り1ヶ月ですね。
研修三昧の先週末は、3日連続で市内の研修会を転々として来ました。
先ずは中区の精神保健福祉講座に行って来ました。
元々は中区保健センターでの3日間の研修会で初日に精神科医の講演、2日
目に地活Ⅰ型の職員の講演、3日目に地活Ⅲ型の職員と当事者2名の発表でし
た。自分はスケジュールの都合上、3日目の講演にだけ参加していました。
発表者は中区の地活Ⅲ型の職員さんで障害者バレーの自分を知っている方で、
よくよく話を聞いてみると広島市では古くから作業所を立ち上げる活動をされ
ている人でした。とにかく精神障害者の可能性を信じる方で、とても暖かいメ
ッセージを送られていました。この作業所で作られている『かまぼこ板』を糸
鋸で加工して色付けをされた作品にスゴク味があって感動しました。木工とい
う作業を障害者がしていて、しかも後輩の指導も当事者がされていると聞いて
驚きました。『障害者さんは宝の山で、何でもやればできる!!』と力強く発
表されているのが印象的でした。。。
続いてアステールプラザで行われた自殺予防フォーラムに行って来ました。
自死によって家族を亡くした遺族らが立ち上げた分かち合いの会の代表の発表
でした。やはりつらさを体験している方は家族でも当事者でも同じ苦労を抱え
ているようです。生々しい体験談は本当にひしひしと伝わって来る気がしました。
娘さんを自死で亡くしたご家族の発表でしたが、原因の根底に娘さんが発達障
害やうつ病の可能性があるのでは??と話を聞いていました。ご家族は後悔の
念と自責があるようでしたが、自分も死にたいと思って自殺未遂や希死念慮が
あった経験からすると『本人さんは希望通りに楽になったのだから!』と励ま
したい感じも受けました。生きるよりは楽になるために死にたいはずですから、
周りも本人の自由を尊重してほしいです。まっ、家族と当事者の違いか。。。
最後に比治山大学の公開講座、Kiss愛着形成支援ミーティング2012
『ひととひとをつなぐもの』に行って来ました。前半は哲学者2名の対談で、
後半が身体障害を持ちながら小児科医をされている方を交えて懇談でした。
人の成長には遊びや笑いがないと危険だと言われていて、つらくても苦しくて
も笑顔があればなんとかなるものだと自分でも思いました。あと、小児科医目
線からの自閉症スペクトラムの説明はかなり興味が持てました。ちょっと汚い
話ですが、いわゆる『うん○』の話も出て『今は水洗だから他人のう○ちを見
ることがないのも不勉強なんです。昔は他人の○んちと自分のを見比べて健康
度をはかっていたものだ!!』と語っておられました。でも、確かにそんな記
憶もあるなぁ~と、そんなネタも笑いのセンスなのか・・・と感心していまし
た。。。
G1『ジャパンカップダート』は荒れましたね。あの馬券は取れへんわぁ~。。。