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医療法人せのがわ

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GⅠ宝塚記念は3連単で軸馬にしていた馬が出走取り消しになって払い戻し。。。

カープが調子よくて気分のいい一週間。さすがに部屋でも冷房をつかいはじめて夏になった感じ。先週のエピソードから・・・。
『きらりの集い』のイベントで出逢った他県の仲間から看護学校の授業の講師派遣の依頼がきて。でも、時代なのは現地に呼ばれるのではなくてZoomを利用したオンラインの講師依頼。120人の学生さんにむけてスクリーン越しに体験発表をする。自分のことながら『よくやってきたよなぁ~』と、我ながら関心もする笑。依頼をくれた仲間から、こんどは自分のラジオにも出演してほしい~とのオファーも受けて。さいきんは、あまりピア活動していなかったけど徐々にでも活動していきたい気持ちもある。そのときに今の時代はオンラインなんだなぁ~っと。
きらりの仲間とも月1でオンライン雑談もしている。お互いの電話番号とか知らなくても今はSNSで通話もできて『いきなり着信』とかもある時代。なかなか便利な世の中になってきて、でもアナログな僕ちゃんはレトロな感覚も好き。とくに当事者発表は、やはりリアルに対面での発表がいいなぁ~っとか思う笑。今回の発表の前に学生さんは授業で『べてるの家』のDVDを見ておられたとかで、少し『べてる』の話しもしてみて。『降りていく生き方』=人は生まれた時がいちばん頂点にいて歳をとるごとになだらかな平野に降りていくという考え。北に行こうが南に行こうがコミュニティーで暮らそうが海を渡ってほかの島に暮らそうがとかの考え。
僕ちゃんがデイケア通所時代にいった研修会で、とあるドクターが統合失調症をリカバリーするとはまるでエベレストの山頂を目指して登るようなものなんですと言われていた。登頂へのルートはいくつもあってどんな方法でもいいとか言われているのを僕ちゃんは聴いていて『そんな酸素ボンベを背負ってピッケルとかロープを使って登って、足を滑らせて滑落でもすると命があぶないエベレストを目指すのは???』とか内心思っていた。まあ、それほど過酷でむすかしいことなんですという想い・気持ちはわかる。僕ちゃんも発病したときは『落ちた』と思った。落ちたと思ったから登ろうとした。だから気持ちはわかる。でも、険しい崖を登ってる感じがしていたのに、ある程度症状が回復(少しよくなる)したときに僕ちゃんが感じたのは『もっとなだらかな丘をスキップしながら登っている感覚』だった。そのためには笑いとかユーモアとかのセンスが必要で『つらい』のかも?やけど、そのつらさを笑いにかえる=それが『べてるの家』の考えを学ぶ・実践するということなのだと思う。
今回のオンラインでの当事者発表もそんなことを話したつもりだったけど聞いてくれている学生さんにどれだけ伝わったのか?まあチャンスを与えてもらえて光栄なのぢゃ。。。

生活環境が変わっていく中で変化が苦手な精神疾患の自分も不安と期待が笑。。。