『パリの国連で夢を食う』Vol.125

著者：川内有緒
出版社：幻冬舎文庫
発行年月日：2017年6月9日

 

こんにちは！Side&bisです。

パリの国連・・・と聞くだけでも、
凄く興味をそそられるタイトルで、早速
購入して読んで見ました。
ただ、本の冒頭に作者が書いているように、
パリの国連の仕事の話は殆ど内容には書かれて
いないので、国連のお話を読みたい方には、
期待はずれかもしれませんが、国連で仕事を
すると、こんな生活になるんだなーという
イメージはつきます。

この本は、著者がパリの国連で務めていた
5年間の日記のようなもの。著者が、職場
で知り合った同僚や先輩、近所の人や旅で
知り合った友人達とどんな交流をして、
何を思い、それが人生にどう影響したのか
という事が書かれてあります。
パートナーとの関係もすごく自由で、お互い
を尊重し合っていて、ほっこりさせられます。

最近は、コロナ禍で、旅行に行ったり、人と
出会う機会が少なくなっていますが、この本に
登場してくる色々な人物や風景を読むことで、
自分自身も登場人物と出会い、旅に出ている
様な感覚になりとても、楽しい気持ちになった
1冊でした。

 

 

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