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  • 『彼方への挑戦』Vol.122

著者:松山英樹
発行年月日:2021年8月31日
出版社:株式会社 徳間書房

 

こんにちは!Side&bisです。

ゴルフをしている方なら必ず知っている、
プロゴルファー松山英樹選手の自書です。
テニスではグランドスラムがあるように
ゴルフでは、4大メジャー大会というのが
あります。松山選手はその4大大会の一つ
2021年「マスターズ」で日本人として、
初制覇を果たしました。
これがどんなに凄い事かは、ゴルフを
していない方でも、あの時のテレビ中継
で、優勝した瞬間、解説者やアナウンサ
ーが声が出せず、皆がうれし涙を流して
いたあの状況を観ていた方なら、その
感動が分かったのではないでしょうか?

そんな凄い事を成し遂げた松山選手です
が、普段はどちらかと言えば表情を変えず
言葉数も少ない方だという印象がありま
す。その分、彼がこれまでどんな風に
ゴルフを向き合い、自分を成長させて来た
のかについては、あまり語られていま
せんでしたので、この本が出た時には
「本当に?彼自身が?」と驚きました。

実に、この本は松山選手のこれまでの
ゴルファーとしてだけではなく、人間と
歩んで来られた記録が書かれてありまし
た。特に、あの時、どんな風に感じてい
た。とか、どんな風に考えて行動してい
た等の細かい所まで、回想されている、
いや、回想で来ていることは、本当に
一瞬一瞬無駄にせずゴルフと向き合っ
てこられたのだろうな・・・と感心せ
ずにはおられない心の描写が描かれて
ありました。
この本にあるように、プロゴルファー
ですから、いくら練習を頑張っている
人と評価されても、結果が残せないの
では意味がないのですが、松山選手
は人一倍練習をする人だと言われて
います。そして、その努力をそう表
に見せる人でもないと思います。
しかし、マスターズ優勝が果たせたか
らこそ、努力した事、悩んだことを
隠さず、そのままここに記してありま
す。

パターが急に打てなくなったことや、
フォームに悩み、色々なコーチにアド
バイスを求めたこと。
そして、自分の結果の悪さを周りの
人とせいにしていた事等・・・
あの松山選手でも、そういう事が
あったんだなーと驚くような事が
沢山書かれてありました。

そこまでしても、この本を書かれた
のは、きっと、これまでサポートし
てくれた人への感謝の気持ちを伝え
たかったのだろうなーと本を読んで
感じました。

本の末尾には「挑戦は彼方へと続く」
と書かれてありました。
この本が、まだまだ松山選手の通過点
だと分かって、これからもテレビで活躍
する姿がみれる事に期待と喜びを感じ
るのは、私だけではないと思います。

とてつもない雲の上のアスリートです
が、日々の努力や自分自身への向き合い
方等は、ゴルフをしていない人でも
とても参考になる1冊だと思います。

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