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医療法人せのがわ

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GⅠNHKマイルCは人気馬を切った馬券で勝負でしたが人気決着でハズレ。。。

精神疾患ならではのバイオリズムの波の下り坂みたいな今週。体調管理に気をつけながら。疲れが出てるみたい。
以前の仲間のピアサポートでのエピソード。「パソコンができるようになったら働ける」という仲間。自助グループの機関誌をつくる場で「パソコンができるなら、季節のあいさつ文を書いてください」というと仲間が「原稿があれば書けます」との返事。僕ちゃん内心『なら、オレが書くわぁ~』それができて(書けて)『仕事ができる』じゃろぉ~っとこころの中で。その仲間に「シュリンクって書いてください」すると仲間「スペルを教えてください」・・・僕ちゃん内心『う~~ん(マンボ)笑』。趣味がピアノの仲間だからこそか?キーボードのキーの打ち方にも『このキーはこの指で』のこだわりが強い。で、「ええぇ~っと、これとこれと・・・」とキーを打つスピードもめっちゃゆっくり。でも、本人さんはパソコンで働きたいとの希望。機関誌を一緒につくりながらピアサポートするんじゃけど話しをするとすぐに「疲れたので失礼します」と退散。僕ちゃんも内心さすがに『まずは、体力と集中力からじゃね?』っとか・・・。
ほかの仲間のエピソード。施設でオリエンテーリング(札探し)のレクで。僕ちゃんはレクには参加せずにベンチに座って仲間の動きを見てる。施設の入り口に看板があって、その看板のてっぺんのシンボルマークのおでこに札が貼ってあるんじゃけど仲間は自分の目の高さの看板しか札を探さない。「ここになかったら、この看板には札がないじゃろぉ~」みたいで。おおくの参加者がそこの看板を見に来る。でも、みんな目の高さの看板の表・裏は探しても目線を上げて上のほうは探さない。ほかにも足元の照明器具にも札が貼ってあって、それも気がつかない。公園でママと子どもが追いかけっこしてて、ママが曲がり角をまがったところでしゃがむと子どもは気づかずに走っていくのと同じか?っと観察。見えない・気づかないんじゃろぉ~。それが精神の当事者さんの見えてる世界。視野狭窄(しやきょうさく)とかいうけど、ほんとうに見えないんだなぁ~っとわかる。
『働く』にしても『働く』のイメージが想像できないようで、病気が治ったらとか、パソコンができるようになったらとか、薬を飲まなくていいようになったら・・・等。しかも、自分勝手に動いてそれを認めてくれること前提でことをすすめようとする。やりたいことをやって働きたいなど。じっさいに『働く』とは会社とか上司の指示(ルール)に従うことで、自分勝手にはできない。そんなことをピアサポートで伝えていけたらピアとして活かされる気がする。働く当事者が、まだ今から『働くことを目指す』仲間に伝えたいメッセージもあるよねぇ~っという今回のお話し。。。

ステイホームの連休でしたが、それなりにたのしくやってたり笑。。。