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  • 『ミライの授業』

著者:瀧本哲史
発行年月日:2016年7月1日
出版社:講談社

こんにちは!Side&bisです。

この本の著者は、ご存知の方も多いと思いますが、
47歳の若さで病気で亡くなられています。
私の認識では、著者は教育者でもあり、ビジネス
コンサルタントでもあると思います。特に印象的
なのは、若い方に向けての発信力のある言葉遣い
は、本氏が亡くなられて以降も語り継がれている
ほどの、影響力です。
今回の本も、冒頭に「14歳のきみたちへ」と書か
れてあります。
これは、10代の若者に向けた本でもありますが、その
世代を見守る大人たちへもその世代を見守るために何を
すべきか?を考えさせる本でもあります。

昨今、グローバル化などと、よく言われますが、実際は
まだまだ名前だけが独り歩きしていて、私たちは、
世界と関わる事がまだまだ十分なされておらず、
メイドインジャパンを求めています。
著者は、これからは、メイドインジャパンではなく、
メイドイン世界であり、世界中の人と関わる事が求め
られていること、そのためには、今の大人たちが無し
えなかった世界観をつくるための、教養、知識、感性
を豊かにしなくてはいけないと言っています。
タイトルに「授業」とついているように、この本は、
授業形式で、各章が時限で構成されています。
1時限目から5時限目まで、それぞれの授業では、
過去や現在の偉人が成しえたこと事について、なぜ
彼らはそのような偉業を成し終えたのかという事を
知る事が出来るようになっています。
その偉人たちに共通する事は、先の見えない未来
を進むために、仮説を立てたこと、冒険心や探求心
を持った事、世間一般の概念に時に疑いをもち、
自分の信じた道を疑わず没頭する一方で、状況に
応じた柔軟性を忘れずにいること等が、具体的に
書かれてあります。

10代の頃にこの本を読んで見たかった・・・と
思う一方で、大人として、若い世代にこれを
実践してもらうためには、なにをすべきか?
についても考える機会をもらう一冊になりました。

 

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