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  • 『未来の年表2~人口減少日本であなたに起きること~』

著者:河合雅司
発行年月日:2018年6月1日
出版社:講談社現代新書

 

こんにちは!Side&bisです。

以前、このブログでも、ご紹介した『未来の年表』に第2弾がでました。
第一弾『未来の年表』では、年代により、日本の人口減がどんな影響を世の中に及ぼすか?という事が人口減少カレンダーを元に書かれてあり、これからの将来、本当に大変になるという事を知る事が出来たのですが、この第2弾は、それらの将来予測が、私たちの生活に具体的には、どんな影響を及ぼすのか・・・という事が、より実感がもてるような内容になっています。

内容ですが、ここ最近出征数が100万人に届かない状況が続いている日本で、高齢化と少子化による、人口減少が本当に顕著になっているという身につまされる話しが続きます。しかも、データーに基づいているので、実に現実的です。少子高齢化の現実は、耳にタコが出来るくらい聞いてはいますが、より切実に実感してくる予想が描かれています。

高齢化の問題は多死社会にもつながり、火葬場不足だけではなく、お経を読む住職さんの不足にもなり、亡くなってからの葬儀や火葬も今の様に速やかには出来ず、時間がかかってしまうこと、農業を営む人の8割が60歳以上になっている事で、今後農家が減り、野菜が益々貴重なものになること等々、私たちの日々の生活にどんな変化が出て来るのかが、細かく書かれてあります。
ざっくりまとめると、今なら別の業者や別の人に頼めば何とか出来ている事が、頼れる選択肢が減り、頼れる業者や人がいなくなるという事の実感がこの本を読むと沸いてきます。

だからといって、もうこの状況は直ぐには変えれないし、止まらない!

筆者も、この現実を受けてどうすればいいのか・・・の提案をしています。筆者が言うように、「漫然と時間をやり過ごすと、この国は必ず衰退する」のですから、何らかのアクションをそれぞれが起こしていく事が必要です。
私は、この本を読んで、「一人一人の力」と「人と人の支え合い」これこそが、益々必要になってくると感じました。いや、感じるだけじゃダメですね。何かそれに繋がるアクションを起こしたいと考えるようになりました。

将来の生活に、関わる重要な1冊だと思います。興味ある方は、どうぞご一読下さい!

 

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