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  • 『「老けないカラダ」になる50の知恵 AGEを減らして10歳若返る!』

著者:山岸昌一、寺山イク子
発行年月日:2014年4月26日
出版社:MS MOOK

こんにちは!Side&bisです。

今話題のAGE(週末糖化産物)について、沢山の書籍がでていますが、Q&Aで分かりやすく書かれてあるので、サクッと読みたい方にお勧めの本です。

AGEは人間の体を作るたんぱく質と糖が結合した老化物質です。例えていうなら、体の細胞に出来る焦げの様なもので、これが溜まると血管、皮膚、歯肉、髪の毛等への影響が出て、外見的にも老けて見えるという事です。
本は4章に分かれてけて書かれてありますが、一番気になる所は、調理や食事のとり方で、AGE量を極力取らない方法が書かれてある第2章です。

私は、あまり気にして見なかったのですが、食品を購入するときには原材料をチェックする事が大切なようです。それも、原材料の書かれてある順は、重さの割合の高い順に並べてあるそうですので、例えばイチゴジャムであれば、イチゴと砂糖のどちらが先に書かれてあるかで、人工香料や、着色料の添加物の量も把握できるそうです。あと、清涼飲料水に含まれる糖分についても、注意が必要で、最近では、低コストで作れるトウモロコシから製造する異性化液糖があり、これはAGEを作るスピードがブドウ糖に比べ10倍速いそうですので飲料水も原材料に何が入っているのかを確認した方が良いようです。
また、AGEは調理の仕方でも違いがあり、高温で一気に熱を入れるのが、最もAGEの量を増やすようで、卵料理であれば、ゆで卵→オムレツ→目玉焼きの順にAGEが高くなると書かれてあります。ゆで卵をAGE基準値とすると、オムレツは2~3倍、目玉焼きは10倍にもなるそうなので、私は、一気に目玉焼きを食べる回数が減りました。

お肉でも野菜でも、ゆでる、焼く、揚げるという順で高くなるようですので、調理の際は気を付けてみるといいと思います。

自分の食生活を振り返ると、揚げ物の多さに驚きますし、どうしても調理に時間がかかる茹でものを避けてるなーと感じます。これは、本には書かれていませんでしたが、茹でる、蒸す調理を手助けしてくれる、電化製品も最近出ており、炊飯ジャーの様にスイッチをオンにしておけばじっくり煮込んでくれたり、コンロを使わなくても、蒸してくれる製品も出ているので、私はそういう物に極力頼るようになりました。食事でも、運動でも体に気を付けることに、遅いという事はないと思いますので、この本は、年齢を問わず自分の体を見直すきっかけにしてもらえるのではないかと思います。

 

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