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ピアサポーターの・・・(sai)
GⅠ大阪杯は人気決着予想で狙いを絞っていましたが2着馬を当てられずで。。。
『うたってつながろう発達障害』という研修会に参加してきました。もともと
4月2日が世界自閉症啓発デーということで広島では広島城を青色に染める
点灯式や市内でおそろいのブルーの幟や横断幕でパレードなどもあってその
前夜祭のイベントでした。知り合いの事業所の施設長の方の歌を聴きながら
後半は大学の講師の方の講演で和やかなプログラムでした。病気や障害にな
ってしまった当事者も生きづらいですがそれを抱える家族にもまた支援や障害
理解・障害受容が要るよねというお話でした。就労支援をしている歌を唄われ
た方も当事者さんの働く支援をしていて本人さんが自宅に帰ると希望する働き
たい会社が変わるなどあって本人さんの意志ではなくご家族の希望の会社に勤
めたいなどよくある話だとか。就職希望先も大手の方が障害者枠で働けそうな
イメージが強いらしいですが実際はそういう『枠』というのはなくてパート雇
用の最低賃金で働かされるという実態らしいです。
やはり雇用する側の企業は障害者といえども1人役としてカウントするので1人
分の働きを求められるのだとか。この辺りを中・小企業でプラス1人分として雇
ってもらうことで他の方が働きやすくなる扱いだと障害者もマイペースで働ける
など言われていました。よく裏方に1人でひっそり働かされて『かわいそう』な
ど言われますが意外に本人さんは1人でマイペースに働く方が好ましく下手な人
間関係があるよりは1人でひっそりと働く方が楽などあって一概には言えないな
ども言われていました。自分もこのパターンかな?と思いつつ。自分の家族はま
ったく障害を勉強せずに理解も受容もなく自分も苦労しましたが逆に病院にまか
せっきりにしてくれたことで自分が障害を勉強して理解することができました。
この研修会でも熱心に勉強されているご家族もいましたがその学びや知識を当事者
さんに押し付けるとまたそれで生きづらいのだとも感じました。自分もかかりつけ医
や職場の病院や関わりのある施設の支援者も見てきましたが自分が思うよりは病気や
障害について勉強していなくて障害理解や障害受容などまったくない方も多く感じます。
この研修会でのご家族へのアンケート結果で言われていましたが障害の家族を抱えると
他人に対して優しくなれるなど『人の弱さを知る』などありました。自分自身の経験で
も発病前はイケイケな性格の肩で風を切って歩くタイプでしたが障害になってから『人
の弱さ』を知ることができて自分でも他人に優しくなれた気がします。いろいろ学んで
ピアサポートしていて思うことですが当事者は当事者としての学びが必要ですしご家族
は家族としての学びが必要ですし支援者はプロとしての支援者の学びが必要だというこ
とでしょう。。。
広島でも桜の開花宣言があり今週末くらいには各地で花見もピークっしょ~。。。